「週刊読書人」田代一倫原稿「答えではなく差し迫った明日として」

「週刊読書人」昨日発売の2014年1月3日号に、
田代一倫本人による「はまゆりの頃に」についての原稿が掲載されています。

震災直後でもなく、10年後でもなく、なぜ
2年半後というこの時期に写真集を出したのか。
それには大事なことが含まれていて、
今回の原稿には、田代本人の姿勢を、とても明確に綴っています。

以下、一部を抜粋します。

東日本大震災から約2年半という時期に写真集として
発行したことには理由がある。撮影させていただいた方々を、
自分の作る物語の一部として完結させないことだ。
結論や答えを見出してしまうと、その先にあることを
考えることができなくなる。そこで全てが停止してしまう。
東京に住む私は、安易な言い切りよりも、矛盾を抱えた中断を
そのまま発表することが、撮影した写真を最大限に活かすことだと思った。

dokusho

写真集をご覧になっていただいた方々に、
「この写真集についての自分の考えをとても話したい」とおっしゃる方に
よくお目にかかるのですが、それは非常に嬉しい反応と感じています。