【書評掲載】『ジェンダー写真論 1991-2017』「日本カメラ」8月号 評者:上野修氏(哲学者)
『ジェンダー写真論1991-2017』笠原美智子著、「日本カメラ」8月号に上野修さんの書評を掲載していただきました。
「自己憐偶とは無縁な、この独特の明るさは、実践の証でもある。そして、諭旨の明快さは、こうした明るさと密接に結びついている」
この一文はまさに、笠原さんのお人柄に触れたときと同じような感覚でした。また本書のこうした「明るさ」について触れていただいたのは初めてだったのでありがたかったです。「フェミニズムとは愛」という笠原さんの考えとまっすぐに結びつく「明るさ」のように感じます。
『ジェンダー写真論』まだまだ息長く好評です。