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お知らせ

佐藤真・凱風社刊 デッドストック本を里山社web store にてセール販売開始!

『日常という名の鏡』『ドキュメンタリー映画の地平(愛蔵版)』『映画が始まるところ』『まどろみのロンドン』。いずれも、2007年に亡くなった映画監督・佐藤真の、凱風社から出版された著作です。映画監督でありながら、佐藤真は稀代の文章家でもありました。

佐藤真の著作を多く出版していた出版社、凱風社は、名著を多数刊行しながら、惜しまれながら昨年11月に営業を終了しました。その凱風社の在庫本、つまりデッドストック本を、このたび著作権継承者のご意向のもと、里山社ウェブストアにて販売させていただくことになりました。現在新たに書店に流通することはなくなってしまったこれらの本。しかしどれも、ずっと読み継がれるべき本ばかりです。

佐藤真の処女作『日常という名の鏡』は、里山社・清田もボロボロになるまで読み、何度も目を開かされ、卒論では大いに引用させていただきました……。私にとっても何年経ってもたいせつな、佐藤真を知るファーストブックとも言うべき、お勧めの一冊です。

また、古今東西のドキュメンタリー作品を縦横無尽に論じた大著『ドキュメンタリー映画の地平』はいまも多くの映画監督のバイブル的存在の本であり、ドキュメンタリーについて学びたい方は必携のテキスト。

『映画が始まるところ』『まどろみのロンドン』は、主著ではないなどと侮るなかれ。「部分」や「細部」を愛した佐藤だけに、枠にはまらない自由な創作のスケッチや、日常のふとした輝きが詰まった、佐藤真のさまざまな視点を知ることのできる心踊るエッセイです。

当HPページバナーや、こちらのリンクから販売サイトに飛べます。お支払いは、クレジットカード(VISA/Master/アメリカンエキスプレス)、銀行振込、PayPal、コンビニ払い、ケータイ決済(au/ドコモ/ソフトバンク)、楽天ペイ、いずれもご利用可能です。

少し発売から時間は経過しているので、多少の経年劣化はご了承ください。ただし、通常より値引き価格で、送料無料でお届け致します。在庫が無くなり次第、販売終了しますので、どうぞお早めにお求めください。

またなんと、11月より、「佐藤真の不在との対話」Web連載がスタート!

『日常と不在を見つめて ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学』の刊行をきっかけに、2016年3月〜2017年11月にかけて全国で開催された上映とトーク。毎回中身がとても濃く、多くの方から是非テキスト化をしてほしいという声が集まり、今回そのなかから選りすぐり、再構成したものをウェブにて連載を始動します。ゲストも佐藤真との意外な繋がりの方からファンにはお馴染みの方までたいへんに豪華。そしてどれも面白い!

『日常と不在を見つめて』を未読の方(この機会に是非……!)、映画を未見の方(こちらも是非‼︎)も、そしてもちろんトークを聴いた方も、聴いていない方も、楽しめる内容になっています。

不在にして、佐藤真の存在が色濃くなることをひしひしと感じたこの数年間。佐藤の投げかけた「日常と不在」というテーマがわたしたちの想像力を刺激し続ける日々は、まだまだ続きそうです。

連載開始時、こちらのHP及び里山社SNSにて再度お知らせ致しますので、どうぞよろしくお願いします!