8/1(日)『ヘヴィ あるアメリカ人の回想録』オンライン読書会 開催@忘日舎
BLMを主題としながら、母と子を考える本でもあり、また、アメリカという国を俯瞰してみることもできる内容です。 母との日々を軸としつつ、80年代以後、ロス暴動などの黒人の人種差別事件を、黒人少年が大人になる過程にいかに見聞きし、自分の中に取り込んでいったのかが綴られ、また、彼が思春期からこころの拠り所とした黒人のヒップホップや、青年期に自らを投影した黒人文学も多数登場します。 日本の人々にとっては、黒人少年の内面で何が起きているのか、彼の成長に並走し、物語を堪能しながら、黒人文化を吸収するのにも最適なテキストとなる本です。差別や抑圧がいかに重層的なものか、「母」が背負わせるものとはなにか、ブラックフェミニズムとは? など、さまざまに深く考えを要請する本なので、読書会で是非、読んでいただいた方々と、感想を持ち寄って話し合えたら嬉しいで す。もちろん、未読の方もご参加OKです! 訳者の山田文さん、解説の新田啓子さんも参加予定。
今回、西荻、忘日舎さんのご協力を得て、 そのような場をもうけることができました。 オンラインメインです。是非ふるってご参加ください。
8月1日(日)15時〜17時00分(90〜120分を予定)
キエセ・レイモン著『ヘヴィ あるアメリカ人の回想録』読書会
(山田文訳、新田啓子解説、里山社刊)
場所:オンライン(配信会場:忘日舎 東京都杉並区西荻北3-4-2)
ご参加予定 | 既読、未読の参加ご希望者+山田文さん(訳者)+新田啓子さん(英米文学者・解説)
ファシリテーター:清田麻衣子(里山社)
司会:伊藤幸太(忘日舎)
***その後のまとめ***
以下、里山社noteに会のまとめをしました。