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お知らせ

3/18(日)井田真木子読書会第2回『同性愛者たち』開催します。

ノンフィクション作家、井田真木子著作読書会@リトマス、第2回を開催します!

前回は7月19日の、井田真木子の誕生日の近くでしたが、次回は3月18日、井田真木子の命日3月14日近くの開催です。今回のテーマは『同性愛者たち』。井田真木子初期の傑作のひとつです。

【課題図書】
『同性愛者たち』(『井田真木子著作撰集』に収録)

「ぜひ意見を聞いてみたいこと」など、自由に感想を持ち寄っていただけたらと思います。もちろん、発言をせずに聞いているだけでも大丈夫です。なお、当日はファシリテーターとして清田か藁谷が会をリードしていきますので、どうぞご安心してお越しください。

■日時:3月18日(土)15:00(15時半開始)〜18時

■場所:リトマス(JR国立駅駅南口より徒歩3分)

■参加費:1000円(当日お支払いください)

■参加条件:『同性愛者たち』(『井田真木子著作撰集』収録)読了のこと/他の参加者の意見を否定しないこと

■定員:15名

■ご参加方法:kiyota@satoyamasha.com までメールでお願いします

■主催:里山社(清田麻衣子)、『井田真木子と女子プロレスの時代』イースト・プレス編集・藁谷浩一

読書会終わりには、懇親会も予定しています。

詳細は facebookページ にて

【本の概要】
時代は「LGBT」という言葉が一般的になる遥か昔、エイズが不知の病と思われていた90年代初頭。主人公の青年らが活動する同性愛者の在り方を考える団体「アカー」は、公共宿泊施設「府中青年の家」の利用を「秩序を乱す恐れがある」という理由で拒否されたことに抗議する裁判を起こします。
井田真木子は同性を愛する彼らの青春も、すぐ隣にいる「普通の人」の群像劇として描きました。井田が彼らを魅力的に描けば描くほど、日本社会の同調圧力と閉鎖性があぶりだされていく本作は、現在もなおその根がが深く存在することを思い知らされる傑作です。

「保毛尾田保毛男」への抗議が昨年話題になりましたが、このニュース記事の中にも井田真木子の「同性愛者たち」に影響を受けた方の話が登場します。
https://www.buzzfeed.com/jp/shibunnagayasu/stopgayhate?utm_term=.umEwEmD05#.vf98a7NeO

現在もなお、多くの人に読んでほしい一冊です。