月別アーカイブ: 2013年12月

「週刊読書人」田代一倫原稿「答えではなく差し迫った明日として」

「週刊読書人」昨日発売の2014年1月3日号に、
田代一倫本人による「はまゆりの頃に」についての原稿が掲載されています。

震災直後でもなく、10年後でもなく、なぜ
2年半後というこの時期に写真集を出したのか。
それには大事なことが含まれていて、
今回の原稿には、田代本人の姿勢を、とても明確に綴っています。

以下、一部を抜粋します。

東日本大震災から約2年半という時期に写真集として
発行したことには理由がある。撮影させていただいた方々を、
自分の作る物語の一部として完結させないことだ。
結論や答えを見出してしまうと、その先にあることを
考えることができなくなる。そこで全てが停止してしまう。
東京に住む私は、安易な言い切りよりも、矛盾を抱えた中断を
そのまま発表することが、撮影した写真を最大限に活かすことだと思った。

dokusho

写真集をご覧になっていただいた方々に、
「この写真集についての自分の考えをとても話したい」とおっしゃる方に
よくお目にかかるのですが、それは非常に嬉しい反応と感じています。

ジュンク堂池袋店で、田代一倫のミニ選書フェア始めました。

ジュンク堂池袋店さん9階の報道写真のコーナーで、3月15日まで、
田代一倫写真集「はまゆりの頃に」刊行記念
「2011〜2013年 三陸、福島を撮りながら読んだ本」と題し、
田代一倫のミニ選書フェアを開催しています。

(以下、選書リード文より)
写真家、田代一倫は、震災後の三陸、福島で出会った人々を真正面から
全身を写すというスタイルで、2年間、1200枚もの肖像写真を撮り続けました。
写真集には、その中から453点の写真と覚え書きを抜粋して収録しています。
めまぐるしく変化する被災地で、いわゆる「日の丸写真」のような単調な撮影を
繰り返すという行為は、当初30歳だった写真家の、
深い自省と葛藤の中から生み出されました。
この写真集は、田代が写真家として覚悟を決めていく過程の記録とも言えます。
その過程で田代が求めた本は数多く、ここでは本人の言葉で、
その一部をご紹介したいと思います。どれも東北、写真、震災について、
いかに「知らないか」を気付くことができる本ばかりです。

写真

選書文も面白いので、是非お立寄ください!

オンライン書店blackbirdbooksでも「はまゆりの頃に」お取り扱いしています。

本が出てすぐにご連絡いただいた、
blackbirdbooksさん。http://blackbirdbooks.jp

本当にすぐのご連絡だったので、嬉しかったです。
ブログでもご紹介いただいております。

http://blackbirdbook.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

現在はネットが中心ですが、大阪で実店舗をオープン予定とか。
オープン決まり次第、こちらのサイトでもお伝えできればと思います。

河北新報「河北抄」「明日へ」欄に「はまゆりの頃に」記事掲載されました。

11月24日付河北新報朝刊、12月13日付河北新報夕刊「河北抄」、
12月19日付朝刊「明日へ」欄に、「はまゆりの頃に」
のご紹介をいただいております。

河北新報は、震災後から被災地のその後を伝えることを
使命としている、とよく言われます。
ただ、震災以前の河北新報の記者の方々は当然そのような使命を追っていたわけでは
なく、このこと自体が被災の一部なのではないかとも感じます。
続けることは、とても覚悟と忍耐のいることだと思うので。

しかし私自身、ひとりで版元をやっていて一冊目の本が
震災に関わる本だったということは、
被災地の今後は、私個人の今後にも当然関係してくることだと感じています。
そのような状況で、今後も河北さんの記事を、勝手に頼りにしています。

なので今回このように掲載いただけること、
とてもありがたく、身が引き締まる想いです。

11月24日付河北新報
kahoku

12月13日付河北新報「河北抄」と12月19日付「明日へ」
tashiro kahoku

ニコンプラザ仙台での展示は今月28日までになります。
お近くの方、是非足を運んでいただけますと幸いです。
(明日23日はお休みです)

ニコンプラザ仙台
田代一倫写真展「はまゆりの頃に」
〒980-6129 
宮城県仙台市青葉区中央1-3-1
AER(アエル)ビル29F
営業時間
9:30~18:00

また、仙台の書店さんは、下記のお店で写真集を販売しています。

金港堂書店 本店
八文字屋 仙台店
カネイリミュージアムショップ6(せんだいメディアテーク内)
紀伊国屋書店 仙台店
あゆみブックス 仙台店
あゆみブックス 仙台青葉通店
ジュンク堂書店 仙台本店
ジュンク堂書店 仙台ロフト店

上記以外でもお店にない場合は店頭でご注文いただくか、
こちらのサイトより一冊から発送致します。
ご面倒おかけしますが、何卒よろしくお願い致します。

京都、カライモブックスさんで『はまゆりの頃に』販売しています。

京都、西陣にあるカライモブックスさんという古書店で、
『はまゆりの頃に』お取り扱いしていただくことになりました。

2012年の2月、粉雪舞う昼下がり。
京都、西陣の石畳は、ひっそりと静けさにまで品があり、
自分がどうも場違いなような、不安な気持ちで地図を片手に迷っていたところ、
ガラス戸の向こうに本が並ぶ暖かそうな店内と、
小さな赤ん坊がキャッキャと戯れる様子が目に入り、
幻の本屋を探し当てたような心持ちになりました。

カライモブックスさんは、石牟礼道子さんの作品に心を打たれた
夫妻が開いた古本屋さんで、カライモとは南九州でのサツマイモの呼び名。
石牟礼作品、水俣関連書籍をはじめとして、
哲学、社会学、文学、芸術、民俗、児童書、
さまざまなジャンルの古本が並びます。

そんな記憶もあり、「はまゆりの頃に」の写真家、田代さんは福岡出身で、
福岡、天草、水俣から釜山などの一帯の人々を撮影し「椿の街」として
兼ねてから作品を発表していたこともあり、
石牟礼さん作品にも親しんでいたことからご連絡をしたところ、
なんと先日の西日本新聞の大矢さんの記事にご興味を示していただいて
いたとのことで、お取り扱いいただくことになりました。
↓ カライモブックスブログ
http://karaimo.exblog.jp/21199159/

本から人の環が繋がっていくのは、
版元を始めていちばん嬉しいことです。

今後もこのようなご報告を続けていければと思っています。

『はまゆりの頃に』「日本カメラ」1月号、「美術手帖」1月号に紹介されました。

「日本カメラ」1月号「飯沢耕太郎の歩く写真評論家」連載の、
「今月の注目写真集」欄、および
「美術手帖」1月号、中島水緒さんのBOOKレビュー欄に
「はまゆりの頃に」ご紹介いただきました。

「日本カメラ」1月号
nihoncamera

「美術手帖」1月号
美術

『日々の新聞』に里山社をご紹介いただきました。

福島県いわき市で発行している、
以前もご紹介いただきました『日々の新聞』に、
なんと里山社の記事をご紹介いただきました。
非常にたどたどしい私の断片的な話が、安竜さんの手にかかると、
なるほど・・・と納得させられてしまう物語に。恐縮です・・・
ありがとうございます。

http://www.hibinoshinbun.com/files/259/259_toku1.html

月2回送られこの新聞を読むと、ピンと背筋が伸びます。

毎日新聞にて飯沢耕太郎さんの、この一年の写真を振り返る記事に掲載されました。

12月12日(木曜日)の毎日新聞夕刊で、
写真評論家の飯沢耕太郎さんがこの一年の写真を振り返り、
「記録したい」という衝動、「撮り続ける」という意志が、
あらゆる写真表現の根底にあるのではないかということを感じた、
として、増山たづ子さん、志賀理江子さんの作品とともに
田代一倫「はまゆりの頃に」を挙げていただいております。

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12月15日「ヒロシマ平和映画祭2013」にて田代一倫「はまゆりの頃に」写真展開催

12月15日(日)「ヒロシマ平和映画祭2013」にて、
田代一倫「はまゆりの頃に」写真展開催します。
場所:真光寺

http://hpff2013.chobi.net  

12月15日(日)異郷の記憶・闇・光

真光寺 12:00open 12:30start
(1)12:30〜『断章/大槌の風景 Ⅰ自然とともに 』(2013/55分/監督:大久保愉伊)
(2)13:45〜『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録2011.3.15-3.20』(2011/67分/監督:朴思柔&朴敦史)
     『After School 東北朝鮮学校の記録 part.2』(2011/70分/監督:朴思柔&朴敦史)
(3)17:00〜『土徳流離~相双地方復興への悲願』撮影経過報告(2012~2013/約60分/監督:青原さとし)
(4)18:30〜 総合トークセッション
(5)フェアウェル・パーティ
*各回監督トークあり。
*(1)〜(3)各回1000円/(4)無料/(5)実費程度
真光寺では、田代一倫写真展『はまゆりの頃に 三陸、福島 2011〜2013』も開催(期間調整中、無料)

明後日11日〜 ニコンプラザ仙台にて「はまゆりの頃に」展示開始します。

ニコンプラザ仙台 フォトギャラリーにて、田代一倫写真展「はまゆりの頃に」が開催されます。
お近くの方、是非お越し下さい。

期間:2013年12月11日(水)~12月28日(土)
開館時間:9:30~18:00 日曜、祝祭日休館
所在地:〒980-6129 宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER(アエル)ビル29F

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